ローレムイプサム とは、印刷・組版業界の単なるダミーテキストである。ロレム・イプサムは、1500年代に無名の印刷業者が活字見本帳を作るために活字のガレーを取り、スクランブルをかけたとき以来、業界の標準的なダミーテキストとなっている。
5世紀を生き抜いただけでなく、電子組版への飛躍にも耐え、本質的に変わることなく残ってきた。1960年代にはローレム・イプサムの文章を含むレトラセット・シートが発売され、最近ではアルダスのPageMakerのようなデスクトップ・パブリッシング・ソフトウェアにローレム・イプサムのバージョンが含まれるようになった。