12月下旬の訓練中、アラブ首長国連邦のアル・ダフラ基地の職員は、基地の北側をパトロールしている約500フィート上空を飛行するドローンを見ることができた。

「敵はこれらのシステムを監視や偵察に使うことができる」と第380遠征安全保障部隊飛行隊対小型無人航空機システム(C-sUAS)担当下士官ジャレット・サンダース二等軍曹は言う。「重量によっては、基地内への爆発物運搬システムの一種として使うこともできる。 

こうした事例があるからこそ、C-SUASの訓練は極めて重要になっている。敵が情報を得る能力を抑止し、基地に侵入する前に阻止できることが極めて重要なのだ。訓練は、脅威となる可能性のある空中ビークルを追跡し、無力化することからなる。 

サンダースは続けて、航空システムが空中にある場合、地上ベースの抑止力は効果が薄いと述べた。これが、アル・ダフラ基地が多数のC-SUASセーフガードを使用し、第380遠征作戦支援飛行隊航空交通管制、第380遠征通信飛行隊、第380遠征土木工兵飛行隊爆発物処理部隊を含む複数の事務所がUASからの脅威を防ぐ役割を果たしている背景にある目的である。

「誰もがセンサーなのです」とサンダースは言う。「何かを見たら、絶対に報告してください。これは基地全体のセキュリティの必要性です。私たちは皆、自分の役割を果たすために必要とされているのです」。(中央軍のC-UAS訓練に関するニュース記事)

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