2017会計年度、国防授権法(NDAA)により エネルギー省 無許可の無人航空機システム(UAS)から施設を保護する権限を持つ。 その結果 国家核安全保障局 (NNSA)は、全米の重要施設を保護するために「ドローン禁止区域」を設定した。

NNSAはエネルギー省内の半独立機関であり、資産や人員の安全やセキュリティを脅かす可能性のあるUASから施設を保護する責任を負っている。

米連邦航空局(FAA)は、次のように定めている。 ドローン禁止区域 原子力規制委員会が定義する最高リスクカテゴリーであるカテゴリーIの特殊核物質を含むNNSA施設において。

FAA B4UFlyスマートフォンアプリによるテキサス州パンテックス周辺空域のスクリーンショット
FAA B4UFlyスマートフォンアプリによるテキサス州パンテックス周辺空域のスクリーンショット

 

NNSAは、これらの施設において、無許可のUASを破壊、押収、管理、没収、または合理的な力を行使して無効化、損傷、破壊する権限を有している。

NNSAのドローン禁止区域は以下の通り:

  • ロスアラモス国立研究所
  • ネバダ・ナショナル・セキュリティ・サイト
  • パンテックス
  • Y-12

NNSAは、飛行制限について一般市民や周辺地域に周知するため、複数のパブリック・アウトリーチ活動を実施してきた。 NNSAが2018年7月と2021年9月に実施したアウトリーチの例を参考のため添付する。

NNSAが公開しているこれらの文書には、特に配布制限はない。

著者 NNSA