ノースロップ・グラマン・コーポレーション そして 三菱電機株式会社 は、日本の地上システム向けの統合的な防空・ミサイル防衛能力を共同で開発するための提携契約を締結した。この提携は、両社の強みを生かし、技術を組み合わせて日本の防空・ミサイル防衛能力を統合するネットワーキング・ソリューションを開発することを目的としている。その目的は、状況認識の強化、相互運用性の向上、リソース管理の最適化を図り、最終的に日本の統合防空・ミサイル防衛能力の有効性に貢献することである。
レベッカ・トルツォーネノースロップ・グラマンのバイス・プレジデント兼コンバット・システムズ&ミッション・レディネス・ジェネラル・マネージャーであるトーゾンは、三菱電機との協力関係を強調し、日本の統合防空・ミサイル防衛を推進する上での合意の意義を強調した。トルツォーネ氏は、日本の防衛省の優先事項との整合性に言及し、弾力性のあるシステムに焦点を当て、火器管制能力を強化するためのネットワーク化されたソリューションを模索している。今回の合意は、日本の防衛専門技術との協力によるイノベーションへのコミットメントと見なされる。
ノースロップ・グラマンの 統合戦闘指揮システム は、実績のある統合防空・ミサイル防衛コマンド・コントロール機能を提供し、独自のミッション要件に対応する拡張性と柔軟性を提供します。米陸軍に実戦配備されたこのシステムは、情報源、サービス、領域を問わず、戦場全体の多様な資産を統合します。モジュール式でオープンで拡張可能なアーキテクチャは、センサーデータの融合を可能にし、戦場の包括的で実用的な画像を作成します。この機能により、迅速かつ十分な情報に基づいた意思決定が可能になり、射手を最適化することで、戦闘員にかつてない利点を提供します。(参考)
こちらも参照
ノースロップ・グラマンのIBCSが国土防衛シナリオでテストされる
投稿画像- ハンツビル・マニュファクチャリング・センターにて、三菱電機株式会社 執行役 防衛・宇宙システム部門 グループ・シニア・ヴァイス・プレジデントの荒井雅彦氏と、ノースロップ・グラマン社 C4ミサイル防衛事業部 ヴァイス・プレジデントのイアン・レイノルズ氏。(画像出典:ノースロップグラマン)